脱毛の思い出|20年前のクリニック事情

最近、「男も化粧するのが当たり前」みたいな風潮がありますね。

昔はビジュアル系バンドくらいでしたが。

SHAZNAが出てきた時、うたばんで

中居くん「またキレイになりましたね」

石橋さん「男に「キレイになりましたね」っておかしくない??」

みたいな会話がありましたけど。

今となっては、それが「当たり前」みたいになってきている・・・。

私も、昔はそれなりに(笑)

かくいう私も、「男が化粧?!」と懐疑的な感じです。

昭和生まれなのでね。

だからと言って、オシャレをしてこなかったわけでは無いですよ?

男のためのファッション雑誌なんて、我々の親世代にだってあったわけですから。

いつの時代も、男だってオシャレしたり美容に気づかってきましたよね。

私も昔は、髪型を やたらと気にしてましたし(吾郎ちゃんくらい気にしてた)笑

中学時代は 強制的に坊主 だったので、その反動も大きかったと思う。

整髪料は当たり前の事、茶髪、赤髪、ツイストパーマ、ストレートパーマをかけたり。

ファッションに興味があった時もありました。

(そもそもセンスが無いので、オシャレでは無かったですが。)

(Hot Dog Pressとか愛読してましたね。

あ、これは路線はちょっと違うか。

ファッションも少しは取り上げるけど。)

ヒゲが濃くなった(?)

そしてついに、ひげの脱毛 をした時がありました。

ここまで来ると、さすがに「やってるな~」という感じがするでしょうが。

わたしは ある時から、ひげが急激に濃くなったのです。

もともと体毛自体濃い方だったのかな。

アソコの毛が生えてきたのも若干早かったですし、すね毛も濃い。

でもギャランドゥや腕の毛は薄いという、不思議な感じでしたね。

ヒゲも確か、中学時代には剃っていたような。

でも「毎日剃る」という程度じゃなかったんです。

でも、大学時代の ある時から、急に濃くなって。

今だったら「季節とかで体毛も変化する」と知っているのですが、当時は知らなかった。

なので、焦った。

何より、私は「スリムなベビーフェイス男」なので、ヒゲが似合わなかったのです。

まあ、二十歳前後でヒゲが似合う人の方が珍しいでしょうが。

私は輪をかけて、似合わなかった。

これがどうしても気になりまして。

だって、朝剃っても夕方には生えてくるのです。

いくら剃っても、青ひげが残っている状態。

これが嫌でした。

脱毛遍歴 その1:脱毛器

なので まずは、通販で「脱毛器」というのもを買ってみました。

ペンの先みたいな所から赤いレーザー光線が出て、ヒゲを一つ一つ狙いうちしていく というものでした。

今思うと、これは単に「美容クリニックで使っているものの簡易版(家庭版)」みたいなものだったようですが・・・

これがまあ、痛くてね。

詳しくは忘れましたが、とにかく使える代物じゃなかったんです。

なので、挫折。

脱毛遍歴 その2:某クリニック

その後、美容クリニックでやってもらうことを決意します。

(名前は忘れました。)

本当は行きたくなかったのですが、どうにも濃いヒゲが気になりまして。

自宅から車で30分かけて、お店へ。

最初にローン契約書などにサインをさせられるのですが、何十万円とかかった記憶があります。

それでも私は、学生のくせに、契約をしました。

そんだけ切羽詰まっていたのです。

「これさえ解決すれば、また前のように 爽やか青年 に戻れるぞ」と。

今考えたらアホですが、当時は必死でした(笑)

美容院スタイル

で、何回か通院したんですけどね・・・ここも やっぱり、ペンみたいなので1つ1つ毛根を攻撃していく というスタイルで。

とにかく痛いし、コミュ障なので、お姉さんと話をするのも苦痛でした。

個室じゃなかったのも良くなかったと思います。

美容院のように、隣には他のお客さんがいるのです。

そういうオープンスペースに、女性スタッフ2人が1人の男性を担当、みたいな。

そして隣から たまに、男性客の会話が聞こえてくるのです。

「同じ女とは(Hを)したくない」みたいな。

「何ちゅー会話をしとるんじゃ。。」と思いましたね。

私にも当時彼女は いたものの、シャイなので女性にそういう話をすること自体できないので、当たり障りなく「懸賞でストラップが当たった」みたいな話くらいしかできず(笑)

ああ、今思うと本当に不器用で、会話が苦手なんですね。

途中でギブアップ

そして、これは時効だと思うので許していただきたいところですが・・・痛さや会話の苦痛を紛らわすために、わたしはお酒を飲んで出かけていました。🍶

車で、です。

今ならやりませんが、当時は若気の至りですね。

でも それでも途中でダルくなって、ついに途中で止めました。

途中で止めたら中途解約金は発生しますが、これから引き落とされる予定の金額はかからないので、ヨカッタと思います。

でも あちらにとってはヨロシクないらしく(そりゃそうですよね、顧客を一人逃すわけですから)、とにかく引き留められましたね。

あの時のスタッフの必死の形相は、今でも忘れられません(笑)

まあね、途中で止めて、ヒゲも さほど薄くなっていないので、「ムダ金」にはなりましたが、いい経験にはなりましたね。

もう通院そのものが嫌になっていたので、当時はホッとしたのを覚えています。

脱毛遍歴 その3:神奈川クリニック

その後、実家に帰ってきました。

相変わらずヒゲは濃いままです。

その頃はネットが普及し始めの頃で、私もパソコンを買いました。

そこで今度は、「神奈川クリニック」という所を知ります。

神奈川クリニック・・・雑誌の裏などに よく載っていたので、ご存じの方も多いかと思います。

あそこで脱毛をやっていたのです。

宣伝文句(Q&A)には、

『Q. 痛くないですか?

A. チクッとつままれたような痛みはありますが、ほとんど痛みはありません。』

みたいに書かれていました。

「これは良さそうだ!」と思い、行くことに。

値段は前のクリニックの3分の1くらいだったかな。

というのも、前のクリニックは「顔全体」でしたが、ここは

  • 鼻の下
  • ほっぺ
  • 顎から首にかけて

の3か所から選べる(または、全部も可能)というメニューだったのです。

1か所だけなら、3分の1の値段で済む。

本当は全部やりたかったけど、やっぱり高いので、わたしは「鼻の下」を選びました。

そしていざ、行ってみましたが。

私の住む地域には神奈川クリニックが無かったので、何と2時間かけて隣県まで通っていました。

高速を使えばまだ早かったでしょうが、脱毛代で予算オーバーで、節約したかったので。

ドライブも兼ねてね。

本当は「月に2回」行くのが理想らしいですが、とても行けず、月1回だけ通ってましたね。

せっかく行ったのに、お店が休みだった時は、さすがに呆然と立ち尽くしましたが(笑)

実際の施術

肝心の施術ですが、結論から言うと、ココが一番ヨカッタです。

まず、個室 でした。

お姉さんが1人だけ付くのですが、さほど会話をしなくていい点 も気に入りました。

やり方としては、今までは1本1本ちまちまとやっていたので、時間はかかるし、痛い。

その点 神奈川クリニックは、大まかにザっと3か所くらい一気にやるスタイルだったので、短時間で終わりました。

このように、どうしても前のクリニックと比較してしまいますが、もうね、差は歴然でしたね。

痛くなくはない(笑)

こう書くと「良いこと尽くし」のようですが、欠点もありました。

まず、宣伝文句と違う(笑)

「チクっとするくらいです」と書かれていましたが、どこがやねん!!

それなりに痛くて、施術後は毎回、必ずその部分が真っ赤に腫れあがりました。

保冷剤を渡されて「冷却時間」を設ける(30分くらい横になる)のですが、それでも赤みが引かず、帰りの待合室では ずっと顔を隠さないといけないほどでしたよ。

でも欠点は そのくらいで。

今も鼻の下のヒゲは、産毛くらいしか生えてきません。

スゴイですね。

まとめ

ということで、脱毛の思い出でした。

今、神奈川クリニックって無いんですね。

20年越しに知りました。

技術は日々進歩していますから、今だったらメンズクリニックも近くにあるだろうし、施術も もっと簡単に、痛みも少なくなっているかもしれませんね。

わたしはもう美容には興味がありませんが、若い人は「整形」すら手軽にできる時代なので、イイ時代なのかな?

それとも、過剰なルッキズムの世の中で、とてもイイ時代とは言えないのかも。

まあでも、いつの時代も「キレイになりたい」と思うのは当然の欲求だと思うので、これからもこういったクリニックは無くなることはないでしょうね。

以上、20年前のクリニック事情でした。

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