訪問調査の仕事の思い出

わたしは今40代で自営業ですが、若い頃は、それはそれは色々なアルバイトをしました。

どれも長く続いたものは ほとんど無く。
やっぱり、人間関係が一番の理由だったかな。

単に「人づきあいが下手」というのもあるのですが、それだけじゃない理由で辞めたことも。
ようするに・・・もうお分かりだと思いますが、そう、ルッキズムによる差別ですね。

もちろん、私が悪い時もありましたし、良くしてくださる方も たくさんいました。
しかし、やはり人間の脳というのは 過去の失敗の方 を強く覚えている傾向があるため、いまだに払拭できていない、たまに思い出すような嫌なことも山ほどありました。
(まったく、『良いことだけ』を覚えておければ、どんなにラクか。。)

その中の一つに、訪問調査の仕事がありました。
営業とかじゃなく、アンケートの書類を渡すだけなので、そこまで嫌な顔をされたり、追い返されるような仕事ではありません。

しかし・・・
ここでも見事に、「世間というのは やはり、見た目で ものすごく態度を変えるんだな」と思わされましたね。

わたしが調子が良い時(?)←※私自身は いつも何ら変わらないのですが、髪型とか、時間帯(明るいか暗いか)とか、そういうので見た目に雲泥の差ができるようです。
世間は厳しい。

なので、「世間から見てOKの時」、とでも言うのかな。
そういう時は、インターホンを押して玄関で挨拶をしても、嫌な顔をされません。
むしろ、「あら、若いお兄さん、何の用かしら」的な、良い顔をされます。

ところが、(世間から見て)容姿がNGの時は、どこを訪問しても、まず「うわ~。。」みたいな、あからさまな「しかめっ面」で、「何の用だよ」みたいな態度を取られます。

この差は一体、何なんだよ(# ゚Д゚)
本当に本当に、怒りを通り越して、虚しい、哀しい。

そして、体感的に、OKの時というのは 滅多になく、たいがいはNGの方の態度をされます。

  • 昨日 運動しなかったからかな? なら、毎日運動しないといけないのかな。。。
  • 髪(←くせ毛)の具合が悪かったかな?
  • 表情が悪かったかな? いや、これは無い。いつも笑顔を心がけるし!
  • 服装かな??

と、とにかく あ~だこ~だ、何がいけなかったのかを酒を飲みながら自問自答。
虚しい日々ばかり。

人の容姿が気にくわなくても、「普通」に接してほしい・・・現に私は、差別なんかしないのに。
よく「人は鏡」「やったことが返ってくる」と言いますが、わたしが一体、何をしたのでしょうか?と問いたくなるようなことも、何万回とありましたね。
疲れる。。。

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