今日は、私と妻との「なれそめ」を書こうと思います。
私と妻は、今から15年前に、今でいう「マッチングアプリ」で知り合いました
当時はマッチングアプリでは無く「出会い系サイト」とか言ってましたが、それだと ちょっと軽い感じがしますね。
まだ「お見合い系サイト」の方が、真剣な感じがしてイイのかな。
実際、2人とも真剣に探してましたし。
ネットでも、運命の人と出会える
ただね、そういう出会い方に今でも懐疑的な人もいるかもしれません。
今でこそ芸能人ですら「マッチングアプリで婚活してる」「マッチングアプリで出会った」と気軽に話す時代になりましたが、当時は まだ何となく胡散臭い雰囲気がありましたね。
サクラも一定数いましたし(今もいるのかな?)
でもね、私たちは本当に、運命だと思っているんです。
本当に、よくぞここまで自分と似たような人と出会えたな、と。
初めて ここまで気が合う異性と出会えたというか。
リアルだと全く会えなかったのに。
「自然な出会いがイイ」と思ってる人もいるかと思いますが、自然な出会いって意外と無いんですよね(私の場合は、ですが。)
そもそも「自然な出会い」って、
- 職場恋愛
- 学生時代の同級生
- 友人の紹介
- 親を通じての、お見合い
とか、そんな感じかな?
でも それが全てじゃないですからね。
ナンパで知り合って そのまま結婚、と言う人もいるし。
出会いなんて あまり重要じゃなくて、その後、どうなるか が大事じゃないかな?
だから私は、昨今のマッチングアプリ・ブーム?も、全然アリだと思います。
ただ、私たちの親世代に説明するのは、ちょっと厳しいですね。
だから互いの両親には、「出会い系サイト」ではなく「真剣なお見合いサイトで出会った」と言いました。
その他の親戚には、「友人の紹介」とか、適当に。
実際に出会えたサイト
当時も、それこそ色々な出会い系サイトがありました。
コンビニでカードを買うようなサイトもあったけど、そういうのは必ず、サクラが存在しましたね。
なので私はポイント制のやつは絶対に手を出さずに、割とちゃんとしたところを利用していました。
わたしがやっていたのは、「ヤフーパートナー」と「あっちゃん」というサイトです。
(今調べたら、まだ両方とも やってて驚きました。)
ヤフーパートナーは有料なので、真剣な人が多く、サクラが あまりいなかった印象。
あっちゃんは無料でしたが、なぜかコチラの方で、私たちは出逢うことができました。
(詳しくは後述しますね。)
ヤフーパートナー
私たち夫婦が出逢う前に、何人かと会いました。
嫁さんの方もそう。
すぐに出逢えたわけではなく、紆余曲折を経て巡り合えたわけです。
ヤフーパートナーは、今見たら(男は)3千円~4千円するようですが、当時はもう少し安かった気がします。
ここで、3人の女性と会いました。
1人目:ビギナーズラック
まず一人目は、25歳の女性。
私が29歳でしたから、4歳年下ですね。
わたしは年下が好きですが、気が合うというか話しやすいのは、なぜか いつも年上でした。
だから「上手く話せるかな?」と思って、緊張気味に待ち合わせ場所へ。
当時わたしは ただのアルバイターでしたが、ちゃんとした仕事帰りを装って、スーツで(笑)
まあ、最初に会うのなら、スーツが無難ですよね?
今は違うのかな?
当時はスーツ=「誠実そう、ちゃんとしてそう」という印象を与えることができる感じだったので。
現れた彼女は、意外とラフな格好。
見た目はまあ、そこまで好みでもないけど、私は性格を重視しますので全然OK!という感じ。
コチラはスーツだったからか、彼女は ちょっと緊張している感じでした。
(まあスーツじゃなくても、初対面は誰でも緊張するか。)
最初はカラオケに行き、その後、海に行きました。
そこでムードが良かったからか、初日なのに軽く(*´з`)ができました。
その後も何回か会って、最後まで行くような仲にはなりましたが、結局フィーリングが合わず、付き合うまでは いきませんでした。
2人目:陰キャがバレた(笑)
1人目で すんなり会えて、ラストまで行くことができた。
これに気をよくした私は、2人目の女性にもアプローチをしました。
正直言うと、1人目と会っている時に、です。
不誠実かもしれませんが、何人かと会ってみないと、本当に縁のある人と出会えるのか分かりませんからね。
2人目の女性は、当時24歳くらいだったかな?
見た目は、一人目の彼女よりは なかなか洗練されているというか、可愛かったですね。
その彼女と会う時も、やっぱりスーツで行きました。
何回か居酒屋で飲んだりしましたが、ある日、彼女から
「コチラが訊いても、なかなか自分のことを仰らないので、今回は縁が無かったことで」
みたいな感じでメールが来て、撃沈しましたね。
「そうか、俺は自分のことを話してなかったのか・・・」と、その時に気づきました。
自分としては頑張って話をしていたつもりだったのですが。
よく自分の話ばかりする男っているじゃないですか?
自慢話とか。
ああいうのって嫌がられるだろうな~と思ってたから、自分はなるべく、聞き上手 になった方がイイと心がけていたのです。
だけど それも程度の問題というか。
確かに、ある程度は自分のことも話さないといけませんね。
なかなか勉強になったのを覚えています。
何事も経験ですね。
もちろん、相性もあると思います。
自分のことを話さない = 聞き上手
無口 = ミステリアス
と捉える人もいると思うのです。
だけど彼女としては、もうちょっと話が盛り上がったり、引っ張ってくれる人が良かったようで。
結局 手すら繋げず、撃沈しました(笑)
3人目:失礼な年上女
3人目です。
彼女は、当時33歳くらいだったかな。
わたしより4つ年上でしたが、年上の方が話しやすいだろうと思っていました。
ところが・・・彼女が一番、合いませんでしたね。
見た目は まあ年相応というか、目じりのシワなどが「ああ、年上だな~」という感じ。
でも何となく「私、若いでしょう?」みたいな、ちょっと 上から な雰囲気は感じました。
1回目は居酒屋に行き、酔ってるもんで、わたしは帰りに強引に手をつないだりしましたが。
2回目はどこで会ったのか もう忘れましたが、帰り、駐車場で車の中で話をしていると、携帯はいじり出すわ、極めつけに私のことを「自分」と呼ぶわで、イヤ~な印象は否めませんでした。
「自分」って・・・まだ会って2回目ですよ?
いくら年下でも、「〇〇さん」って呼ぶのが普通ですよね?
この段階で、見下されてる感じがしましたね。
2回目で さっそく本性が出てきたというわけです。
いや~無理無理無理。
なので後日 断りのメールを入れて、あえなく終了となりました。
今思えば、向こうがコチラに乗り気じゃないことは分かったし、別に断りのメールを入れず そのままフェードアウトでも良かったのですが、私も若かったので、律義に。
あと、
「次に会う男性には、「自分」ではなく、ちゃんと名前で呼んでくださいね」
みたいなことは、一言チクリと書いた覚えはあります(笑)
まあ これも、いい経験でした。
ということで、ヤフーパートナーで出会ったのは以上の3人でした。
1人目、2人目、3人目・・・と会う度に上手くいかなくなってきて、「やっぱり、出会い系で会うのは無理があるのかな?」と思えてきました。
「たった3人で?」と思うかもしれませんが、何となくもうダルくなって、出会い系サイトは止めました。
しかし、この次の「あっちゃん」というサイトで、運命の出逢いを果たすことになるとは・・・この時は知る由もありませんでした。
あっちゃん
ヤフーパートナーは有料ですが、あっちゃんは無料です。
なので、あっちゃんの方は とりあえず、会員登録だけはしていました。
日記を書く機能があったので、何回か自分の思いを つづったりしていましたが、積極的に出会いを求めてはいませんでした。
そんなある日、私に興味を持ってくれた女性から連絡が来ました。
今の嫁さんです。
私がつづった日記の内容に、どこか感じるものがあったそうで。
何回か やり取りをしましたが、ある日「他の男性ともメールのやり取りをしている」という旨を知らせてきました。
まあ別に、わたしも そうしているし良いんじゃない?という感じでしたが。
でも「わざわざ言わなくてもいいのに、なぜ言うんだろう?」とは思いました。
後で分かりましたが、嫁さんは本当に誠実で、ある意味不器用で、ウソが苦手な人なのです。
で、私は前述のように、もう出会いは半ば諦めてきたので、
「そうなんですね。全然イイですよ。その方と上手くいくとイイですね。幸せを願っています!」
みたいなことを返した覚えがあります。
(文言は違いますが。もっと丁寧に。)
すると、その私の 余裕のある態度?に感動したようで、「ぜひ会ってくれませんか!」みたいになったのです。
初めて会う時のドキドキ
待ち合わせはイオンの前でしたが、わたしは そわそわして、とりあえず店の一角(ダイソー)に入り、「今ダイソーにいます」と告げました。
その前に3人に会っているというのに、初めて会う時は いつもドキドキして、一向に慣れません。
店内には何人か女性がいて、「この人か?それとも この人か?」と挙動不審(笑)
すると、一人の女性が言われていた通りの服装をしていたので、「この人だ!」と思いましたが、なぜか声が掛けられませんでした。
で、その人が「これ買っとこう」みたいな感じでレジで1個 商品を買っている時に、わたしは意を決して近づき(←どのタイミングで近づいとんねん)笑、「〇〇さんですよね?」みたいな感じで目配せをして、外に出ました。
そして、「初めまして」と挨拶。
本当に変なタイミングになっちゃったけど(笑)、何とか第一関門クリアです。
(余談ですが、「ですよね?」の時の自分の 自然さ に驚きました。
これについては後述します。)
そしてスタバでコーヒーを飲みながら話。
その際、お会計は私がごちそうしましたが、「ありがとうございます」と。
男に恥をかかせない感じで、丁寧な感じで。
しばらくベンチに座って話をして、解散。
ちょっとした時間でしたが、なぜか私は、この女性が猛烈に気に入ってしまいました。
その後、一度 破局になりかけた時も ありましたが、縁があって今に至ります。
ソウルメイト
よく「ソウルメイト」っていうじゃないですか?
あれって、既婚者は すごく分かるのではないでしょうか?
芸能人とかも、なれそめを聞かれた時に
「ビビッときた」「会った時に『あ、嫁さんだ』と思った」
とかいう話がありますが、よく分かります。
わたしたちの場合ですが、先ほど述べた通り、まず最初の目配せと「初めまして」の段階で、どこか自然な感じがしたのです。
それは、これまでの経験からの「慣れ」によるものなのか?
いや、何か それとも違う感じ。
そして これは後に聞いた話なのですが、嫁さんは私と初めて会った日の帰り道、なぜか涙がポロポロと出たそうなのです!
普段から涙もろいとか そういうことも無いのに、なぜかあの時は自然と、涙がポロポロとあふれ出てきた、と。
過去生で会っていて、今世でも「やっと会えたね」という涙だったのかと思っちゃいますね。
そして もう一例。
2回目のデートの時、とある資料館みたいな所に入りました。
館内を彼女と一緒に回っていると、なんだか 初めてじゃない感覚 になったのです。
家族というか何というか(会って2回目なので、結婚なんて考えもしない段階なのに。)
おそらく、前に何度も会っていたのかな?と思っちゃいました。
おまけ(失礼な人)
感動的な話ですが、ここまで来るのに、何人かと会って失敗した話は前述のとおりです。
しかし会っていない、メールだけの段階でも「ん??」って思うような人はいました。
これは私だけじゃないようで、たとえば たまたま観たこの動画でも ↓↓
世の中にはクソみたいな奴がいるものだと、驚きます。
(6分10秒あたりから。ものすごい暴言を吐いている男の文面アリ。)
ここまでの暴言ではないにしても、私の場合も、メールの段階で「ん?」と思った人はいます。
たとえば、「本当に身長170センチあるんですか?」という質問をしてきた女性がいました。
プロフィール欄には身長や年収などを書く欄がありますね?
あれって、ちょっと盛りたくなりますね(笑)
だから私も、年収と身長は ちょこっと盛って書いてたわけです。
本当は170センチ無いけど、8頭身あるから170センチに見られることも多いから、「別にイイだろう」と。
しかし その女性は、身長など割と重視するタイプだったのでしょう。
「170ジャストというのは、つまり168とかの可能性もある」と思ったのでしょう。
だけど、「本当にあるんですか?」は失礼だと思いませんか?^^;
教師をしているという女性でしたが、まあそういう教育者ほど、空気が読めない人が多いのも頷けますね。
ちなみに、わたしは「ギリギリありますよ」とだけ書いて、あとは やり取りを止めました。
実際に会って、「170センチ無いじゃないか」と言われても困りますし(笑)
メールの段階で「失礼な人」と分かって、良かったと思います。
余計な労力になるところでした。
まとめ
ということで、カンタンにですが、過去の出会い系サイトの体験と、嫁さんと出逢えた奇跡を紹介させていただきました。
ここには書いていない失敗も多々ありましたが、今思えば ひとえに、嫁さんと出会うための「学習期間」 だったのかなと思います。
- 失敗続きでダルくなったから、ガツガツせずにいられて、そのタイミングで嫁さんとのメールが始まったため、わたしの「余裕のある態度」が幸いし、嫁さんのハートをつかめた。
- 過去に「自分のことを話さない」と言われたから、自分の話も積極的にするようになった。
- 私のことを「自分」と呼ぶような失礼な女がいたから、嫁さんの丁寧さ・気品さが より眩しく感じられた。
今思うと、いろんな事が つながっていたのだと思います。
そう考えると、過去に会った女性たちにも、お礼を言いたいくらいです。
それにしても、つくづく人生は不思議です。
「恋人が欲しい!」と思っている時には出来ずに、「どうでもいいや」って思ってる時に彼女ができた、みたいなことは、過去にも経験がありますが。
いや~不思議だ。
願えば叶わず、願わなければ(または、忘れたころに)叶う。
得てして、そういうものかもしれませんね。
ということで、最後までお読みくださりありがとうございました。
現在マッチングアプリを利用している方は、いい出会いがあるとイイですね♪

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