ヤフオク・メルカリで出会った、〇〇な人々(その2:悪い人編)

前回、ヤフオク・メルカリで出会った、〇〇な人々(その1:良い人編)をお届けしましたが。

今回は、「悪い人編」と題して、凹んだ話などをします。

「そういうこと、あるんだ」的な、反面教師にしていただければ幸いです(笑)

良くなかったこと

前回も言いましたが、良かったことより、良くなかったことの方が、書きたいことが、ネタとして多いです(笑)

もちろん、実際には、そんな頻繁にトラブルが起こるわけないのですが(起こったら困る^^;)。

「たまに」だからこそ、印象深く、こうして いつまでも根強く覚えてたりするものなのです。

はじめて「悪い評価」をつけられた時の話

まずは軽い話から。

はじめて「悪い評価」を つけられた時の話です。

評価って、大事ですよね。

顔の見えないネットでの取引において、その人がどういう人なのか、「信頼に足る人なのか?」の、一種の目安になるわけですから。

で、ヤフオクを始めて何年か経った頃の話。

ある雑誌を出品したのですが、「中綴じ付録」のページが切り取られていたらしいのです。

そうとは知らずに出品し、初めて悪い評価をもらいました。

あの時のことは よく覚えていますが、かなりショックでした。

今だったら、「まあそんなことも あるさ。」って感じなのですが。

当時は、まだ 免疫力 が付いてなかったというか。

『たしかに私のミスだ。だけど、いきなり悪い評価をつけることはないじゃないか!』

と、半ば逆切れ状態^^;

でもここは冷静に、ちゃんと謝り、落札者さんに「返金するので評価を変えてくれ」とお願いしましたが、無視されましたね。

再度 言いますが、今なら悪い評価の 1つや2つ、全然大したことないって思うんですけどね。

どんなに気を付けても、こういことは あるわけだし。

たった1つの評価を気にするなんて、当時の自分は未熟でしたね^^;

「警察に行くぞ」と脅された話

これは今までで一番イヤだった話です。

もう10年も前のことですが。

当時、輸入ビジネスをしていました。

エクササイズ用品とかを扱っていたのですが、その中に どうやら、コピー商品が混ざっていたのです。

たぶん中国とかだったと思う。

中国は模倣が上手いというか、シロウトの私には、正規品とコピーの違いなんて全然分からないのです。

で、運悪く(?)、それが ものすごい落札者に当たってしまって。

電話が来て、

「おう、われ、こんなもん売っていいと思っちょるんか!」

「警察行くぞ。いいんか?いいんやな?」

「俺はな、社長やっとんねん」(←※これに関しては、「だから何??」という感じでしたが。。)

しまいには「お前(年齢)いくつじゃ」とか、関係ないことまで訊かれたり。。

どんなに こちらが下手・下手で平謝りしても、反省の意を表しても、怒りを全然 抑えてくれない。

いや むしろ、こちらが下手に出れば出るほど、態度が大きくなり・・・

(ああいう時は、こちらも毅然とした態度を取ればよかったのかな?

でも「警察」なんて言われた日には もう・・・

だって、実際にコピー商品を送ってるわけだから。)汗

どのくらいの時間だったは忘れましたが、最終的に

「返金すること」「それから、ちゃんとした正規品を送ること」

と言われ、ようやく電話を切ることが出来ました。

正直、どっと疲れが出ましたね。

もちろん、知らなかったとは言え、コピー品を出品した自分の非です。

けれども、あそこまで言わなくてもイイじゃないか、と(泣)

(本当に、人格を否定されるようなことをいっぱい言われた。赤の他人に(泣))

いまだったら、もう少し毅然とした態度が取れたかもしれません。

たとえば、通話を録音するとか。

(ガラケーだったので、できませんでした。)

もし録音していたら、警察に行って困るのは向こうだった気もするのです。

だって、終始めちゃくちゃ怖い脅し口調で、明らかに「脅迫罪」レベルでした。

そして、最後の要求もおかしい。

とりあえずは返金するだけでイイはずなのに、それプラス、正規品を送れ、と。

これって、正規品は無料(タダ)でゲットしようとしてますよね?

今考えると めちゃくちゃなんですが、当時は 免疫力が無かったため、言う通りにしました。

どうしても「コピー品」「警察」という言葉に怯んでしまう自分がいたんだと思います。

個人情報は とっくに消しましたが、いまだに名前は忘れられません。

静岡県に住む「〇〇〇〇」という男でした。

それにしても、「社長」・・・

何の会社の社長なのか分かりませんが、自ら「俺は社長だ」と名乗る人の中には、なぜあんなに偉そうな人が多いのかと、嘆く気持ちもありましたね。

というのは、ちょうどその頃、わたしはブラック企業を辞めて個人事業主としてやっていこう、という頃だったものですから。

そのブラック企業の社長も、やはり傲慢で、「俺は社長だ。周りはバカばっかりだ」と威張っているタイプだったので。

バブル時代に土地転がしで儲けた社長でしたが、「はあ。。。金持ちというのは、ここまで威張ることが許されるものなのか?」と ため息が出ました。

(もちろん、世の中には「実るほど頭を垂れる稲穂かな」よろしく、威張らない社長さんもいるのでしょうが。)

企業から脅された話

これは、上の続きみたいな話になるのですが・・・

追い打ちをかけるように、今度は 企業から脅された話 です(笑)

生活のために、どうしても輸入ビジネスは続けていたのですが、その中に、またしても模倣品があったのです!

再度言いますが、シロウトの私にとって、何が正規品で何がコピー品なのか、全然見分けがつかない!

なので知らずに出品したのですが、「知らなかった」では済まされないのが、この世界。

とあるベビー用品だったのですが、秒で売れたと思ったら、落札者は何と、その商品の販売店 だったのです!

そしてメッセージ欄に、とにかく「訴訟する」だのと、脅し文句のオンパレード。

電話も何度も鳴りましたが、前述の件もあり、怖くて出られませんでした。

何度も文面で平謝りするのですが、相手も かなり しつこく・・・

たまりかねて、

「本当に反省しています。昨夜は鬱が再発して一睡もできませんでした。2度としませんので、本当に本当に、許してください。勘弁してください。」

という旨の文言を送ったら、それからはピタッと来なくなりました。

※ちなみに、「鬱が再発して一睡もできなかった」というのは、ウソです。

ウソなのですが、そうでも書かないと、しつこくまだメールを送ってきたことと思います。

これも今思うと、ですが・・・

もちろん、正規品でない商品を出品した自分の非というのは分かっています。

でも、本当に責めるべきは、大元(コピー品を作っている、海外の会社)だと思うのです。

そこを根絶しないと、わたしの他にも売る人がいて、結局「いたちごっこ」になると思うのですがね。

一個人を ひどく責めても、何もならんでしょう?と。

まあ ともあれ、これを機に、輸入ビジネスはキッパリと止めました。

あまりにもリスクが高いというか。

それに正直、こちらだって損をしているのです。

これ以上コピー品を売るわけにはいかないので、在庫を処分するしかなく・・・

まったく、『泣きっ面に蜂』とはこのことです。

まあでも、いい勉強になりましたけどね。

警察だの訴訟だのということも無かったわけですし。

運が良かったと思いますね。

誠心誠意やったのに・・・の話

これは、上の 2つに比べたら大分ライトな話に聞こえるかもしれませんが・・・

わたし自身が結構ムカついたので、そんな話を。

また「評価」の話に なっちゃいますが。

輸入ビジネスに懲りた私は、「やっぱり国内のモノが安心だ」ということで、音楽CDなどを売ることにしました。

で、いつものようにヤフオクでCDが売れて、送ったんです。

すると、「ケースが どうのこうの」「歌詞カードが どうのこうの」と落札者から連絡が来たのです。

名前やメッセージの雰囲気からして、たぶんオバハン。

詳しく聞けば、別にそこまで ひどい状態(破れとか汚れとか)があったわけでもなく、CDも普通に再生できるらしいので、「じゃあ、別にイイじゃん」って感じはしたのですが、人の良い私は、

「では、新しいモノをお送りしますね」

と、誠意のある対応をしました。

しかし、別にめずらしいCDでもなかったのですが、その時に限って、在庫が無かったのです。

なので、わざわざ その1枚だけ別に取り寄せて、ケースも新しいモノに替えて、歌詞カードと共に、オバハンに送ったのです。

当然、仕入れ料金はかかりますし、再発送の送料も自分持ちです。

しかも落札額も500円くらいなので、利益なんて ほぼ出なかったです。

で、無事に届いたらしいので、ひとまず良かったな、と。

しかも私はメッセージ欄に、

「今回は申し訳ありませんでした。」「また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。」

という旨の文言を丁寧に書き、相手に良い評価まで したのです。

出品者として、完璧な対応 ですよね?

細かいクソみたいなクレームに嫌な顔ひとつせず、わざわざ自腹で対応して、良い評価もあげて・・・

ところが、返ってきた評価は、「どちらでもない」。

文言は確か、「対応は早かったです」とか何とか、一言だけ。

はああああ????

正直、マジでムカつきましたね。

わたしは普通の、一お客様として対応しましたが、今思うと、ただの嫌なババア だっただったわけです。

ここまで誠心誠意やってるのに、向こうは、な~~んも思っちゃいないわけです。

第一、中古品なのに新品のような状態を求めるのが そもそも おかしいですよね。

「それなら新品を変え!(# ゚Д゚)」と言いたくなります。

まあ、こういう人は多いのかもしれませんね。

「神経質な人はお断り」みたいに書いている出品者たちも多いですからね。

けっきょく、それに対してコチラは、何のアクションも取りませんでした。

関わりたくないというか。

でも今思うと、アレで良かったのかどうかは分かりません。

「ここまでしてるのに、それでも尚「どちらでもない」って、どういうことだよ」

と、同じく向こうの評価を「どちらでもない」(または「悪い」「非常に悪い」)にしても良かったのですが、なぜかもう、どうでもいいって気持ちになりましたね。

まあクレーマーオバハンと言えば、他にも「対応が遅いですね」とチクリと言う奴とか、色々いましたけど。

いちいち気にしてたらきりが無いので、淡々とやる、っていう強さは身に付きましたね。

ということで、「悪い人編」でした。

次回は完結編として、「ヤフオク・メルカリで出会った、〇〇な人々(その3:素朴な疑問編)」をお届けしたいと思います。

雑談
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