最近はウィッグを止め、地毛で過ごしていますが。
何といっても、『増毛パウダー』は欠かせません。
これがを使うか使わないかで、人の見る目が雲泥の差になります。
増毛パウダーに助けられた
この増毛パウダー、元々は (株)ルアンの『スーパーミリオンヘアー』が「祖」のようですが。
↑↑ 最初は私も、この商品に お世話になってました。
でも、ちょっと値段が高いんですよね。。
その後、他社から類似品が色々出ているのを知り、そちらも一通り試しましたが、どこの商品も そんなに大差ないように思えます。
↑↑ 今わたしが使っているコレ、中身は「詰め替え専用」の他社製品で、容器も他社の使い古しです。
(↑↑ 楽天やアマゾンで、詰め替え用が安価で買える。)
固定ミストは めったに使いませんが、使うとしても、
↑↑ やはり、こういう市販ので十分なのかな。
こんな感じで、元祖である「ルアン」の商品は一切使っていませんが、十分 代用できる気がします。
増毛パウダーの「祖」を立ち上げた社長の本
とは言え、やはり「スーパーミリオンヘアー」が元祖。
それにより、われわれ薄毛の人は、大いに救われました。
この商品を普及させた(株)ルアン代表の阿部稔社長、よくメディアで見かけますよね?
(もしかしらたら、世間的には「知らない」という人の方が多いのかな?
わたしが薄毛を気にしてるから知ってるだけで。
薄毛で悩んでる人の間では有名人でしょう(笑))
そんな阿部稔社長の半生が書かれた本を見つけたので、買ってみました。
駿河屋 のタイムセールで170円でした。
激安だね。
おなじみの、社長の顔がド~ンと。
まん丸くて、どこか親しみやすいというか、 癒し系 だと思うのは私だけだろうか?(笑)
そうそう、成功者は例外なく、失敗を繰り返している 。
間違いないね。
おお、ご本人の直筆サイン入りではないか。
これは貴重・・・なのかな??
さっそく読んでみます。
感想
何日か かけて読みました。
小さい頃からの生い立ちと写真が たくさん掲載されていて、面白かったです。
それにしても、やはり紆余曲折ですね。
当たり前ですが、幼少期から、自分の思い通りにはならない。
それでも 執念 がスゴイ。
「この学校は このままでイイのか」と檄文(げきぶん)を配ったりとか、普通の学生は やらない。
だけど偉ぶりたいとか目立ちたいわけじゃなくて、そもそもは内向的な性格。
でも時に、そういう人ほど『トンデモナイ事』を やろうとするし、とにかく成功者というのは、「何か」が違う。
傍から見たら 変わり者 だけど、結局こういう人が成功するのでしょう。
そう、やっぱり成功者ってのは、どこか 破天荒 なんですよね。
それでいて、執念深い。
他の人が諦めるところを、自分は絶対にあきらめない。
部下の裏切りにあっても、会社をたたんでも、また新しい何かを必ず見つけて、やり遂げる。
いや~スゴイ。
そのおかげで、今の増毛パウダーが存在するわけですからね。
トリビア
その他、「へえ~」と思うようなことが たくさん載ってました。
★たとえば、ミリオンヘアーは どこかで作られて、それを阿部社長が宣伝・普及させていったのだと思ってました。
しかし そうではなくて、社長が一から開発して、最初は工場も無いので 自分で作って売っていた らしい!
(たしか、まるかんの斎藤一人社長も そうだったような。)
★あと、ルアンは「ミノル アベ」から取っていたとは(笑)
そういう、今まで知らなかったことが知れます。
★あと、最初は返品続きだったり、全っっっ然 売れなかったというのも意外でした。
こんなに良い商品なのに(?!)
でも よくよく考えてみたら、わたしも薄毛になってから初めて、こういう商品があることを知った。
そう、当たり前ですが、そもそも薄毛の人以外には、見向きもされない商品 なのですよね。
われわれ薄毛の人から見たら、喉から手が出るほど欲しい商品なのですが(笑)
★他には、ご家族のことが書いてありました。
3人の お子さまがいて、皆 結婚しており、息子さんや娘の旦那さんとかも、経営に携わっているらしい。
類似品
そして類似品についても言及されていました。
やはり、最初は腹立たしかったようです。
まあ どんな業界でも、模倣品・後続品はゼッタイに出ます。
しかしミリオンヘアーの場合は、自分が信頼していたスタッフが ことごとく裏切り、類似品を作っていったそう。
そりゃあ、歯がゆいですよね。
ん? ということは、今ある類似品を作る会社の社長も、最初はルアンの会社の社員だったのかな?
そう考えると、いくら安いとは言え、模倣品を使うことは、阿部社長に悪いのかな?^^;
まあ でも、模倣品の方が安いからな~・・・一般消費者としては、どうしても安い方を選んでしまうのはしょうがない。。
でも彼はその後、『マネされるのはイイことだ』と思い直し、気にならなくなったそう。
それに結局、ミリオンヘアーを追い越すような売り上げの会社は1社も無いのだそう。
やっぱり、元祖が一番強いのかな?
もちろん、社長自ら実演販売したりといった 草の根活動 が功を奏しているのしょうが。
育毛剤には手を出さない
あと、育毛剤について書かれていました。
育毛剤の開発を薦められたことがあったけど、『育毛剤は どうも生えると思えない』という理由で、いっさい手は出さなかったのだとか。
『心理作戦で商品を売るのは好きじゃない』とも書かれていました。
パウダーやファンデーションは、確実に髪が増えて見えて、確実に結果が出る商品 なので、自信を持って推せる。
しかし、育毛剤は不確か。
この違いらしいです。
たしかに育毛剤は、ミノキシジル配合じゃないと効かないからね。
なのに、あの手この手で売ろうする業者が存在する。
そんな業者に辟易して、警鐘を鳴らすYou tuberさんもいます ↓↓
ただ「売らんかな」で売る姿勢とは違う。
やっぱり阿部社長は、なんちゅーか、そういう悪いことをするタイプには どうしても見えないので、ナットクでした。
コンプレックスがあったからこそ・・・
ということで、本の紹介でした。
最後の方に、自身のコンプレックスについて、
『自分にチビ・デブ・ハゲ」というコンプレックスがあったから、この商品を開発し、ここまで やって来れた』
『「恥ずかしい」がビジネスに繋がっていく』
みたいな感じの事が書かれていました。。
なんとも深いじゃありませんか。
たしかに世の中には、コンプレックスを「強み」に変えて成功されている方が たくさんいますね。
華奢で背が高いことをコンプレックスに思った女性が、モデルの世界で活躍したり(菜々緒さんとか。)
まあ しかし、全員が全員じゃないですが。
コンプレックスを活かして成功できる人なんて、一握りというか、やっぱりラッキーだと思います。
阿部社長も、「自分は運が良かった」と仰っているし。
もちろん、ラッキーだけではなく、それこそ 山あり谷あり、紆余曲折ありながら、絶対に諦めず、試行錯誤して努力してこられた結果なのでしょう。
ミリオンヘアーに救われた方、阿部社長の半生に興味がある方は、ぜひ読んでみて下さい。
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