わたしは今でこそ引きこもりですが、昔は普通に働いていました。
その実、20以上の職 を転々としてきたのです(学生時代のアルバイトを含む)。
本来なら今も職探しをしないといけないレベルなのですが、カツカツながらも不思議と周囲の助けなどもあり、何とか やっていけてます。
でも今でもヤッパリ、たまに求人誌や求人サイトを見たりはします。
どうせ やりもしないのですが、もしかしたら「コレは!」っていうモノがあるんじゃないかと思ってね。
「これだけ買って、まだ決まらないの?!」(苦笑)
それに、なんか求人誌を眺めるのって、昔から嫌いじゃないんだよね。
性格上、実際に電話をするに至るまでには相当な時間と覚悟が必要ですが。
学生時代に部屋に遊びに来た友人が、積んである求人誌の山を見て「これだけ買って、まだ決まらないの?!」と驚いていました(笑)
言われた私は、さすがに苦笑いするしかありませんでしたが(苦笑)
そのくらい、探すけど、なかなか行動に移せない男でした。
まあ それも、今はイイ思い出です。
ということで今回は ちょっと、仕事の話ではなく、仕事探し・職探しの思い出(と、これから)を語っていこうと思います。
同じヒッキー仲間の皆さん、またはヒッキーじゃなくても、『絶賛しごと探し中』の皆さんは、暇つぶし程度に読んでみて下さい。
職探しの手段
職探し・・・今はネットでスグに探すことができますが、昔は『求人誌』か『職安(ハローワーク)』が主流でしたね。
仕事探しの方法を、思いつくまま並べてみると ↓↓
- 求人誌(無料・有料)
- 職安(ハローワーク)
- インターネット
- 紹介
- 飛び込み
こんなところでしょうか?
求人誌
先ほども述べたように、私の若い頃はインターネットが普及しておらず、職探しといえば「求人誌」か「職安」でした。
まあ学生とか、若い時分なのでね。
そういう時は、求人誌(フリーペーパー)が手っ取り早い。
職安(ハローワーク)は、ちょっと敷居が高いからね。
その求人誌も、さらに「無料のモノ」と「有料のモノ」と分類されます。
無料のモノは、地元の広告代理店が「フリーペーパー」として発行し、スーパーなどに置いてあったりします。
その他、新聞やチラシ、広報誌の一角にアルバイト募集欄があったりしますが、あれも無料と言えるか。
有料のモノも広告代理店が発行していますが、地元と言うよりは、「〇〇県版」など、広範囲で扱っていることが多いです。
(例:「あつまるくんの求人案内」など)
よもやま話
わたしは高校時代にバイトをしたことは無いのですが(校則で禁止されていた)。
でも、こういった求人誌を見るのが好きでね。
「自分もいつか、アルバイトするんだろうな~」と、漠然と思ってました。
若いので、不安よりも ワクワク の方が大きくて。
「バイト先での出会いとかあるのかな~?」とか(笑)
ドラマの観すぎかもしれませんが、まあ青春時代に考える事なんて、誰しも そんなもんですよね?
(そして この14年後に、この求人誌を作っている会社に就職することになろうとは、この時は夢にも思いませんでした。
かなりのブラック企業でしたが、その話は また今度。)
あ、あと、最近この求人誌を久々に見たのですが、なんと 当時広告を出していた会社が、いまだに出稿していたことに驚きました。
とある焼き鳥屋なんですがね。
あれから30年近くは経っているはずですが・・・その間、ずっと出してたのかなあ??
そのくらい、いつも人手が足りないのか、またはブラックなのだろうか??
職安(ハローワーク)
ハローワークは、手軽なフリーペーパーなどとは違い、どちからと言うと「ちゃんと」仕事を探したい時に行くイメージ。
正社員とか、定職とか・・・いわゆる『地に足の着いた仕事』というかね。
わたしも若かりし頃に何度か通いましたが、いや~、あそこは何だか、独特な雰囲気 を醸し出してますね。
パソコンがズラ~っと並んでて、そこで自分が興味を持った会社の求人票を印刷し、係員に手配を お願いする仕組みだった。
別に その場で渡さなくても、一度持ち帰って物色(熟考)することもできた。
全国的には どうなのか分かりませんが、私の地元は基本「立ちスタイル」で、特に年配の方が多かった印象。
「歳をとっても職探しをしないといけないのか・・・皆、大変なんだな~」と思いましたね。
あれから20年ぐらい行ってませんが、今も あんな感じなのかな?
それとも、スマホも普及してるし、わざわざ ああいう所で立ちスタイルで探す人は減ってるのかな?
よもやま話
ああいう所に行く人はトウゼンながら「無職」なので、なんか暗いオーラというか、決してハッピーな場所じゃないですよね?
昔、『ハロワの職員の対応にキレる男』を隠し撮りした動画 が拡散されたことがありましたが。
(↑↑ 今も検索したら、こういうのとか色々出てきた。たしかに、職員さんも大変だ。。)
まあ、ああいう所でキレる人はヤッパリ普通じゃない感じがして、「そういう態度だから職も決まらないんだよ」みたいなコメントも多数ありますが。
ただね、決して彼らの肩を持つわけではありませんが、わたしも職員にイラっとしたことが、2,3度ありますがね。
なんちゅーか、気づかいが無い人 が一定数いるのですよ。
「わざとか?」っちゅーくらい、こちらの個人情報を大きな声で確認してきたり。
前に勤めていた会社の名前とか、これから面接を受けたい会社の名前を、他の人に聞こえるような大きな声で連呼したり。
そういうプライベートなことは、小さな声で話すのが気づかいでは?
他にも、わたしの履歴書を見て、いかにも訳知り顔で一言「何がしたいのか分からん」と言った男もいました。
よく『ハロワの職員は求職者を見下してる(ように見える)』とか言いますけど、彼は それの典型でした。
「一体何様なんだろう?」って感じですよね?
説教じゃなくて、こちらが希望する会社の面接の仲介をする のが、あいつらの仕事なはずなのに。
まあ全員が そうではないのですが、そんなこんなで、ヤッパリああいう場所は どこか【アンハッピー・オーラ】が出ていて苦手です、はい。
※ちなみに今思い出したのですが、ハロワで仕事が決まったことって、そういえば一度も無いような・・・
個人的に、根っから合わない場所だったのかな。
インターネット
昨今は、やっぱりネットですよね。
タイミーやウーバーイーツなど、もはやスマホ一台で仕事が探せる時代。
便利ですね。
わたしは個人的に、スマホ一台で仕事に ありついたことは無いですが、過去にパソコンから申し込んで、ポスティングや覆面調査(ミステリーショッパー)の仕事をしたことがあります。
本当に、誰にも会わずにネットで仕事の契約が完了するので、コミュ障の私としては、つくづく便利な時代だなとは思いました。
よもやま話
しかし、あやしいビジネスもありました。
在宅ワークの募集があったので申し込むと、担当者から電話があったのですが。
低い男の声でね。
内容を聞くと、最初に何か(教材費とか登録料だったかな??)で、まずコチラがお金を払わないといけないシステム で。
もう この時点で、あやしいですよね?
まあアルバイト登録をして、【受講料】として まず最初にコチラがお金を払うというケースは、それ以前から普通に あったようですが。
ただ、その声・話し方がね・・・・なんか いかにも詐欺師っぽいというかね。
うさんくさかったので、電話を切った後「大丈夫だろうか・・・?」と ちょっと不安になったのですが、なぜか その後、何の音沙汰もありませんでした。
あれは一体、何だったのだろう?(マボロシ?)
紹介
これは気軽でイイですよね。
大学生時代に、よく大人から【簡単な1日だけの仕事】を貰ってくる同級生がいましてね。
彼に声をかけてもらい行ってみると、本当にカンタンな仕事で、『公民館でイベントがあるので、そのために椅子や机を並べるだけ』とか。
それで弁当も出て、時給1,000円(←当時としては高い)
他にも、知人がやっていた皿洗いのバイトを急に辞めなくてはいけなくて、「代わりの人を」ということで、私を紹介してもらったり。
どこの馬の骨かも分からぬ男より、「知人」と紹介されて来られた方が、向こうとしても信用しやすいと思うのですよ。
そういう意味では、恋愛も同じだね。
ゼロからの出会いもイイけど、友達の知り合いとかだったら、ある程度 素性は分かっているわけだから、安心ですよね。
よもやま話
そういう意味では、うちの嫁さんなんてスゴイですよ。
彼女は今までやってきた仕事で、面接を受けたのは『学生時代のバイトのみ』だと言うのです。
あとは、親の知り合いの施設で働かせてもらったりと、とにかく 身内や知人の紹介で、職をGETしてきているのです。
就職活動とかも、ほとんど してないんじゃないかな??
それでも、勤めたら10年以上は必ず続く。(私とは大違いで)汗
嫁さんは「わたしは人に恵まれている」と言うけれど、それもあるけど、ヤッパリ彼女の 人徳・まじめな人柄の功 も大きいと思います。
飛び込み
これは、今の時代は ほとんど聞きませんし、わたしも やったことは無いですがね。
いわゆる、「ぶっつけ本番」ってやつですよ。
『スタッフ募集』の貼り紙を見て、「スミマセン、表の貼り紙を見たんですけど」的にスタッフに声をかけ、下手すりゃスグに面接を受けられる(または、仕事が決まる)という。
たとえ貼り紙が無くても、「使用人の募集は無いですか?」と店を回るような事象も見られた。
↑↑ ※映画「ファーストミッション」で、知的障害のある兄(サモハン)が弟(ジャッキー)に迷惑をかけまいと、飛び込みで「雇ってくれないか?」と店を回るシーン(37分辺りから)。
一見コミカルだけど、今観ると大分 切ないシーン。。
でも こんな感じで、昔は今よりも もっとユルかったね。
まとめ
ということで、『職探しの入り口として考えられる5つの方法』でした。
先述のとおり、昔はアルバイト情報を眺めて、ワクワクしていました。
しかし もう この歳になると、夢も希望も無いですよ、本当に。。
よく「年齢が上がるにつれて条件が厳しくなる」と言われていますが、それでも「何とかなろうだろう」と、実感が沸きませんでした。
しかし46歳、いよいよアラフィフになってくると、これはもう、そういうのを ひしひしと身をもって感じます。
だってね・・・
(この続きは、パート2にて。) ↓↓
コメント